コンクリートのような生命感の大学生

世間一般では大学生を見るなり、青春の1ページとして好印象として、よく思うのだろう。私も待ちに待っていた過去があった。ロシアのウラジオストックで、国営の北朝鮮による料理店で、冷麺の美味しさに打ちひしがれて、バンド活動に性を入れていたはずが、実際には、セルフネグレクトエクストリーム入学からの地底の泥水を啜り時間を潰しており、大学生と自認するには三年の年月を用して今日の『世の中合う人はいる』という文言が示す様にこんな風体に成り下がった己に対して比較的世俗の接点がありつつ、世の中の不条理さに憤りを感じざるを得ない者によって情報という名の水道インフラが通らせてくれた事にすこぶる感謝の意を。

(鼻の付く文章に対して、文章を書かねばならぬ此方の身を慮らなくてもいいが、ミリ数でも許しがあれば幸い...こんな自分に友達のみんなありがとうね、、。伝わって無さそうやが🥲🥲)

ODと過去

人は3年が馬力掛けれる期間だと考える個人的見解がある

そして、そこまで、やり切った先に、何かを変に決断したり、他者の無理解にやるせなさを感じ、運の存在や無為自然を感じたりする者もいるのではないだろうか。私は絶対的な自分の獲得に破局を迎え、市販薬の乱用を決断してしまい、後悔の嵐の中佇んでいる。私は後悔するつもりは更々ないと思っていた。そう信じて疑わないと思っていた。だがしかし、ふたを開けてみては、もう少し、しんどいイベントは発生し続けたものの、先に進めたはずの未来線がぼつぼつと出てきたのだ。脳裏にアドラーの無能の証明がよぎり、現実として体感してしまっている。中々過去は変えられないし、ひたすらついて回る。

当時、陸の孤島と個人的に称している高校の懲役から抜けた大学生であった齢19歳の自分は、慢性的な睡眠4時間~5時間を張っており、3時間も断続的であった。コロナ渦があろうがなかろうが、どうせ家にいたのは考えられる。もちろん、心療内科なんて眼中に無く、セルフネグレクトの浮遊ゴミと化した無気力の中、バイトでパワハラに遭い、友達なんて高校自体が、あまり気分の良いい場所でもなかったが故、信用する人も居らず、今思い返せば、スマホ起因の睡眠障害の最たるそれであった。『熱いが、冷たいような感覚の中、フィーバーされた覚醒状態』『脳みそがひん切れそうで、かち割れそう』が主な症状だ。当然、ぼろぼろと、知力は低下の一途を辿り、心から繋がれる人なんて大前提として、あり得ないのは承知しているが、あまりにも非言語認知に恵まれない者たちに囲まれ、ただただしんどく、英検二級が僅差で落ちてしまってから、投げやりである。そうして、人に対しての『私の』最低限の礼節を欠いてしまったと思い立ってしまったが故、ODに手を出してしまった。体は動かないので、当然留年となり、予想していた親との一方的で建設的な対話の成せぬ弁の立ちようから、倒壊していく他ない。メジコンODのNMDA拮抗の結果、大きく引き起こされてしまう神経損傷、認知機能低下は著しいものである。

初回レポートだが、約3時間程度経過した使用者の悪心・嘔吐をかいくぐれば、足はロボットのように失調され、脳が紫色に染まりあがり、目を閉じれば、臨場感あふれる振り子時計のような鐘の音を全身に浴びながら、目の前には宇宙が広がっている。少し経てば、さながら3Dゲームのすり抜けバグのような解離が発生したのだ。具体的には、倒れこんでいるベットの中に入り込んでおり、天井が木の箱の板である。伝わっただろうか。そうして、場面は移り変わり、冷たいコンクリートの博物館の足元には骸骨が散乱されていた。そこから、ずっとどこかテント用品のロゴのようなものをひたすら見せられ、Eベースの8ビートを聞かされながら疾走感を感じる状態が続いた。(感覚として感じて欲しい、感じなくてもいいけど)何時間か経った自分は半覚醒状態の睡眠が続いている訳であり、朝早くに起床すると、小学生の頃に感じた雨上がりの感覚を一心に感じていた。セロトニンが全開に効き続けており、どこにでも行けるような万能感さえも滲んでいる。そして、全てが灰色となり、横腹の痛さの中、気づくと、寝ていた自分がいた。おくびの連投である。

音楽好きの垂れ流し

基本的に、曲を書くに際して暗い事柄は忌避されがちだ。しかしながら、文章は毒物として大いに迎合される。口や文章の上手いやつが、そのような卑しさを綺麗に言語で包むのに奔走したのを良しとしたい文化なのかと考察に考察が低次元で交錯しかけたが、己の機能不全が語彙力の世界であるなら、そもそもとして、機能不全と感じている物それ自体を持ち出さずして、文芸は成し得ないのであろう。それを鑑みると、そのように、非常に鬱々とした曲がもっと評価されてもいい気がする。『毒物としての曲』だ。ロマン派の自分らしさを前面に打ち出す流れを作った、ベルリオーズの『幻想交響曲』や、自身に投下した幻覚剤を元にシンセサイザーで音を作り上げて、現在まで影響を与え続けた『サイケデリック』がぱっと、浮かぶものか。私小説的と言えば、ベートーベンの『運命』なんかもそう言えるのであろうか。まぁ、どこかで、支持されているだけで、知らないのかもしれない。支持されているのであれば、その支持者の面構えもまた見てみたい。どれだけ若く、裕福で、心の余裕があるのかも。